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2010.03.01 (Mon)

無所属の中で生きる。

城山三郎さんばかり読んでいる。

TVドラマ化された「官僚達の夏」や「そうか、もう君はいないのか」
を通じて知った方も多いと思います。
自分の場合は、元国鉄総裁の石田礼助さんのことを書かれた
「粗にして野だが卑ではない」を読んだことがきっかけ。


日本に何かを残した大物政治家やビジネスパーソンから、
社会で汲々としているサラリーマン像まで。
経済大国となった日本を導いた人、エコノミックアニマルと称されるような生き方をしている人、
経済に関わり合う人間の欲望やその志と、人間という生き物の描写が秀逸。
稚拙な書き方でしか評せない自分がなんとも。。。

表題は最近読んだ著作。

そんな人の息吹を描写する城山さんご自身の息吹を感じ取れるエッセー。
大学教授を辞め、筆一本で食っていくということを決めた後の後悔、
40代、50代、60代とその年々での葛藤等、人間城山三郎がちりばめられている。

これでいいのか、悪いのか、なんて思いと戦う自分としては、
彼が見てきた様々な人間模様の中で、人はかく生きるべしと見出した答えが伝わるこの著書は、
ある種の救いとなったものだ。

(某総合商社の方の挨拶文を引用し)
「自分だけの、自分なりに納得した人生-それ以上に望むところはないはずだ」

・それ(癌の誤診)以降、なんでもない一日もまた、というより、その一日こそかけがえのない人生の一日であり、
その一日以外に人生はない―と、強く思うようになった。

・不安で立ちどまりかけた私を、結果的に励ましてくれる先輩作家のつぶやきもあった。(中略)
「きみはいいなぁ。ぼくも筆一本で生きたかった」
(と言われたことで)なるほど、そういうものかと、おかげでこちらは気を取り直し、また歩き出す。
それに、全力を集中し、なおかつ報いられなければ、才能が無かったということであり、諦めがつくではないか。



学生時代に一時、社会の諸先輩にインタビューをする、ということをしていた。
そのような形ではないが、今もしご存命であるのであれば、
拙い視座、視点ではあるが、日本経済やビジネスマンとしての生き方を是非とも討議したかった。
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